DeepLやChatGPTで翻訳しただけのeBayタイトルが売れない3つの理由
Google翻訳やDeepL、ChatGPTで英語タイトルを作っていませんか?なぜ「正確な翻訳」ではeBayで売れないのか、その理由と具体的な解決策を解説します。
eBayに出品する時、商品タイトルをどうやって英語にしていますか?
多くの日本人セラーが使っているのは、Google翻訳、DeepL、そして最近ではChatGPT。どれも優秀な翻訳ツールですし、日常的な英語のやり取りなら十分に使えます。
しかし、eBayの商品タイトルに関しては、これらのツールで翻訳しただけでは売れません。
「翻訳は正確なはずなのに、なぜ?」と思うかもしれません。その理由を3つ、具体例とともに解説します。
理由①:翻訳ツールは「検索キーワード」を知らない
翻訳ツールの仕事は、日本語の意味を正確に英語に変換することです。これは当たり前のことですが、eBayの商品タイトルに求められるのは正確な翻訳ではなく、検索されるキーワードの網羅です。
具体例を見てみましょう。
日本語の商品名が「Bluetoothワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング 防水」だとします。
DeepLで翻訳した場合:
Bluetooth wireless earphones with noise canceling and waterproof
文法的に正確で、意味も完璧に伝わる翻訳です。しかし、この50文字のタイトルは、eBayのバイヤーが実際に検索するキーワードをほとんど含んでいません。
eBayで売れているタイトル:
Bluetooth Earbuds TWS Wireless Headphones Noise Cancelling ANC In-Ear Sport Waterproof IPX5
何が違うか分かりますか?
「Earbuds」「TWS」「Headphones」「ANC」「In-Ear」「Sport」「IPX5」——これらは全て、バイヤーが実際にeBayの検索窓に入力するキーワードです。翻訳ツールはこれらのキーワードを追加してはくれません。「ワイヤレスイヤホン」を「wireless earphones」と訳すことしかできないのです。
eBayの検索エンジン「Cassini」は、タイトルに含まれるキーワードとバイヤーの検索クエリの一致度で検索順位を決めます。「wireless earphones」としか書いていないタイトルは、「TWS」で検索したバイヤーには表示されません。
理由②:固有名詞の「EC的に正しい英語名」を知らない
翻訳ツールは一般的な翻訳には強いですが、EC(電子商取引)の文脈で正しい英語名を知らないことが多くあります。
最も有名な例が「色紙」です。
サイン入りの色紙を出品しようとして、翻訳ツールに「色紙」と入力すると、ほぼ確実に「Colored Paper」と翻訳されます。これは日本語としては正しい翻訳ですが、eBayでは致命的な間違いです。
海外のアニメファンやコレクターは「Shikishi」または「Autograph Board」で検索します。「Colored Paper」で検索する人はいません。つまり、翻訳としては正確でも、商品がバイヤーに見つけてもらえない状態になっています。
同様の問題は他にもたくさんあります。
「一番くじ」を翻訳ツールに入れると「First Lottery」や「Number One Lottery」と出ることがありますが、eBayでは「Ichiban Kuji」が正しい英語名です。「プライズフィギュア」は「Prize Figure」であって、「Award Figure」ではありません。
ChatGPTはこのあたりの知識を持っていることもありますが、常に正しいとは限らないのが問題です。プロンプトの書き方によって結果が変わりますし、マイナーな商品になると精度が下がります。
理由③:プラットフォームごとの最適化ができない
eBayとAmazonでは、タイトルに求められる要素が異なります。
eBayのタイトルは最大80文字で、キーワードの詰め込みが有効です。eBayのバイヤーはキーワードで検索するため、関連キーワードを多く入れるほど検索にヒットしやすくなります。
Amazonのタイトルは最大200文字ですが、「ブランド名 + 商品名 + 主要な特徴 + サイズ/色」という構造が推奨されています。キーワードの羅列はAmazonではペナルティの対象になることもあります。
翻訳ツールにはこのようなプラットフォーム固有のルールを考慮する機能がありません。同じ日本語の商品名を翻訳しても、eBay用とAmazon用で最適なタイトルは異なるのです。
では、どうすればいいのか?
「翻訳ツールが使えないなら、自分で英語のキーワードを調べて組み立てるしかないのか?」
もちろん、それが最も確実な方法です。eBayの商品タイトルの書き方完全ガイドで解説している5つの法則を実践すれば、売れるタイトルを自力で作ることは可能です。
ただし、これを1件1件やるのはかなりの労力です。出品数が30件、50件、100件と増えていくと、キーワード調査だけで膨大な時間がかかります。
ウレヤクは、この問題を解決するために作られたツールです。
ウレヤクは翻訳ツールではありません。50,000語以上のEC特化キーワード辞書を搭載した「リスティング最適化エンジン」です。日本語の商品名を入力すると、そのカテゴリでeBayのバイヤーが実際に検索しているキーワードを自動で組み合わせ、最適化されたタイトルを生成します。
| 翻訳ツール | ウレヤク | |
|---|---|---|
| やっていること | 日本語→英語の変換 | 検索キーワードの自動構築 |
| キーワード調査 | しない | 辞書DBから自動挿入 |
| 固有名詞対応 | 一般的な翻訳のみ | EC特化の日英対応辞書 |
| PF別の最適化 | なし | eBay/Amazon別に最適化 |
| 80文字制限の考慮 | なし | 自動で文字数調整 |
翻訳ツールを「補助的に」使うのは全く問題ありません。商品説明文の翻訳や、バイヤーとのメッセージのやり取りにはDeepLやChatGPTは非常に有効です。
しかし、商品タイトルだけは、翻訳ではなく最適化が必要です。